東京バレエ団 くるみ割り人形

2021年12月24日 兵庫県立芸術文化センター
東京バレエ団 くるみ割り人形
プティパ・イワーノフ・ワイノーネン(斎藤友佳理改訂)
マーシャ:秋山瑛、くるみ割り王子:宮川新大
指揮:磯部省吾 シアターオーケストラトーキョー

 

クリスマスイブにくるみ割り人形ということで、息子と観に行ってきた。
まずなんと言っても、この作品は奇跡とか、天才とか、そういう言葉がぴったりな、とにかく素晴らしい作品。
劇場に行く喜びを凝縮した作品だ。もう見ていてワクワクし通しだった。

 

日本のバレエ団で一作品丸々を見るのは初めてだったのだが、十分に楽しめた。
しかも生オーケストラで見ることができて感謝。名だたる名曲と優美なダンスで耳と眼を楽しませてくれた。
久々に舞台を見る喜びを味わう一夜であった。

 

唯一違和感を感じたのは第一幕終わりの雪の精。合唱ではなくてボイスチェンジャーを使っているような、よくわからないが電子的な音が聞こえてきて残念だった(マイク使ってただけかもしれないが)。
演奏もテンポが速めで雑に聞こえた。

まあ、それは小さいことで、このような公演があったらまたぜひ行きたいと感じた。