Te Papa (Gareth FARR)

先月からナクソス・ミュージック・ライブラリーに加入している。
毎月二千円弱払えば音楽聞き放題というサービスだ。主にクラシック系の音楽なのだけど、スゴイのは登録されている作曲家と曲の種類の多さ。謳い文句には「1万人の作曲家、のべ230,000曲以上の膨大な音源」とある。


音質も中々の物で、これはほんとに楽しい。クラシック系の曲の多様性は生き物のそれにも似て、とにかく手当たり次第に聴いているのだけど飽きることがない。


今日はニュージーランドの作曲家、ギャレス・ファー(Gareth Farr)という人の曲を聴いてみた。パーカッション奏者でもあり、かなりガムランの影響を受けているようで、イギリスというよりは地理的に近いアジアのテイストが強い音楽だ。だけどエキゾチシズムには陥ってない、素直な曲想がよい。


最初に聴いてみたのがTe Papaという曲。ちょうどスカッとしたい気分だったのですぐ気に入った。博物館のオープニングに演奏された曲のようだが、雄大かつ勇壮。


次に聴いて見たのが室内楽曲集弦楽四重奏曲集。あとは管弦楽曲集が二枚。これこれ


やはりパーカッション奏者の血が騒ぐのか、リズムが気持ちいい曲が多い。恥ずかしさというか理性制御を捨てて極限まで原始的感情を爆発させるような曲が良いようだ。ちょっとチャイコフスキーに通じる物も感じる。結局最初にきいたTe Papaと弦楽四重奏曲集が気に入った。